浅田次郎ドラマスペシャル  「琥珀」

このドラマは大人の味とでも言うのでしょうか、なかなか雰囲気のある重厚な内容に仕上がってました。


ドラマの冒頭に“真っ赤な炎”に包まれ  燃える家・・・



あと幾日かで『定年』を目前にした初老刑事が、ある喫茶店で目にした読み物にあった“琥珀”と言う屋号の富山県の喫茶店・・・



ここに、25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」が絡んでいたとは!!


非常に興味深く、惹きつけられるように最後まで観てしまいました。ではご紹介いたします。ご覧くださいませ






ドラマ 琥珀





浅田次郎ドラマスペシャル  

「琥珀」


キャスト



米田勝己役/西田敏行

“役職には就かず現場一筋のさえない刑事。頑固な正義感を持ち仕事は真面目だが、面白みがなく妻とは離婚。数日後に定年を迎えるという日に、ある思いから有休を取り富山県魚津に向かう。”


荒井敏男役/寺尾 聰

“魚津で喫茶店「琥珀」を営む店主。他人との接触を避けるように休日も家から外出すること無く、ひっそりと田舎町に身を潜め静かに暮らしていたが、米田が訪れたことで隠していた過去が動き始める。”


平井幸子/鈴木京香

“地元の漁協で働いている。喫茶店「琥珀」の常連客で、密かに荒井のことを慕ってる。普段は明るく振る舞ってはいるが心に闇を持つ女性。訳あって、夫との間がうまくいかずに悩んでいた・・・。” 



ドラマ9より一部引用





喫茶店 琥珀にて

喫茶店 琥珀にて





さえない初老刑事『米田』が、最後に刑事人生にピリオドを打つかのように有給休暇4日を取り、新幹線で富山県魚津にある『琥珀』に向かう。


長年の刑事の勘とでも言うのでしょうか、偶然に喫茶店の“小冊子”を手に取った瞬間、二十数年前の放火殺人事件が米田の脳裏をよぎったのです!


そこでは店主の荒井が“ネルドリップ”という昔風の淹れ方で、コーヒーを淹れてくれるのですが、この昔ながらの時間を掛けて作る味は、何ともいえず心に沁みる味でした。実際、本当に美味しそうでした。



マスターは2階が居室で、そこには亡くなった妻の仏壇がありました・・・荒井は亡き妻の写真に「ごめんね」と語りかけ、身をひそめるかのように物思いに更ける毎日でした・・・。



マスターの目はいつも哀しげで、米田の質問にも口は固く本性を現さず、重々しい空気が漂っておりました・・・



そんな中、マスターは時計を見ながら言いました。
「時間が経つのが遅いです・・・」



米田「そんなに時間が早く経ってほしいですか?」



マスター   「・・・・・・」



が、そこに、この店の唯一の“常連客”である『平井幸子』が加わると、いつしか二人は打ち解けて徐々に距離が近付いて来ました。そして3人は“友達宣言”するほど、心を通わせるようになったのです。




米田は幸子の紹介で宿を取り、幾日かここ魚津に滞在することにした。店の休みの“水曜日”に、幸子の提案で3人で旅行に行く約束をし、荒井は久々に外の空気を吸いひとときを楽しみました。



帰りに店に着くと
幸子「ねぇ荒井さん。たまにはお酒でも飲まない?」



マスター「いいですよ。」と言いながら“ウイスキー”を取りだす。


「これが本当の琥珀ですよね!」と言うと、笑顔で米田と幸子にグラスを渡しボトルを注いだ。


そして突然、幸子が歌をくちづさむ・・・


「あなたの過去など知りたくないの 済んでしまったことは仕方ないじゃないの」


「あの人のことは忘れてほしい たとえこの私が聞いても言わないで」



菅原洋一が歌った『知りたくないの』の一節でした。



それを聴きながら涙する米田と荒井・・・・



最初に口を開いたのは『幸子』でした。



「私ね・・・主人と上手くいってないの。主人、好きな人が出来て家に帰らなくなったのよ・・・。でも私は平気だった。寧ろほっとした・・・だって毎日叩かれてばかり!ある時、私が運転する車が事故をおこしたの。乗ってた主人に大怪我させてしまって、主人歩けなくなっちゃたのよ。」


「主人漁師だったけど仕事は無くなるし、それで、私にあたって毎日叩かれてばかり!そして、女も居なくなった!」



と幸子は、涙ながらに胸の内を打ち明けた・・・。
 


米田が「休みはなぜ水曜日に?」と、荒井に聞くと



マスター「妻が亡くなったのが水曜日でした・・・」と語る。



「今度は私の番ですね。」



米田「今日は聞きたくない。聞いてしまうと、あなたを逮捕しなければならない!」と話を遮る。



次の瞬間!堰を切ったように荒井の告白が始まった!



「実は、私は以前東京の“白馬”という老舗の喫茶店で修行を積んだのです。妻と出会ったのも白馬でした。そして、ささやかながらも新居を構えました。それは楽しい毎日でした・・・ですがある日、妻には好きな男が出来たのです。でも仕方無いと思いました・・・」


米田「なぜ?」



マスター「だって私は、コーヒーを淹れることしか脳がない男ですから・・・・



偶然にも、この白馬の常連客であったのが『米田』でした。



マスター「じゃぁもしかして、出会ってたかも知れませんね。」



画面には、冒頭の火災のシーンが再び流される・・・



まるで3人の心の中で燃え続けていたそれぞれの“想い”を象徴するかのように。



マスター「水曜日、妻は居ないと思ったのです!」

「もうこんな家、どうなってしまってもいい!と思いました。そして、灯油を撒いてあの“白馬”のマッチをすりました・・・」




そしてそれが、あの“妻殺し”の犯人が、ここのマスター『荒井』であることを核心したのです!!25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」でした。



間も無く“時効”になるはずでしたが、現在では殺人事件は時効が無くなったのです。



マスター「どうか、手錠を掛けてください。」



米田「そんな物、持って無い!」



そして荒井自ら受話器をとり、米田に渡した・・・




何とも遣り切れない重苦しい“時の流れ”が私達観るものの涙を誘う・・・




窓の外は、魚津から見える富山湾の“蜃気楼”が美しく物語を包み込んだ。




パトカーのサイレンが鳴り響いてました。ですが、3人には今語りあう時間が楽しくてしかたない様子でした。



ですが皮肉にも、もうひとりの常連客であった地元交番の“若手刑事”が、気持ちを振り払うように店のドアを開け放った!




ーおわりー



本日のスペシャルドラマは、浅田次郎原作のドラマ「琥珀」をお届けいたしました。ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました






追伸!
テンプレートを変更いたしました。どうぞ宜しく♪

[ 2017/09/19 06:00 ] スペシャルドラマ | TB(-) | CM(2)

集団検診の結果が心配でした

皆様こんばんは!今日は夕日が綺麗でしたね
先日の主人の健康診断の話です。毎年来る市の集団健診で、7月『大腸がん検診』を受けたところ、先日結果が届きました。実は、便に血液反応がありました・・・


私と一緒に受けたのですが、私は普通のはがきで届き“異常なし”でしたが、主人は“封筒”で届きまして、中を開けたところ“要精検”でした!!



封筒で届いたので変だと思ったそうです。でも主人は案外落ち着いてました・・・ですが私はそれを聞き、胸が高鳴りかなりショックでした



毎年受けてたのですが、そんな事初めてですよ~!その晩は、私ちょっと寝付けませんでした・・・でも主人が言うように、癌と決まった訳ではないのですし、癌以外にもポリープだったり痔だったりと、色々な原因があるようです。



検便は二日間行うのですけど、一日目はOKでした・・・ですが二日目で“潜血反応”があったそうです。それで、掛かり付けの病院がちょうど認定されてたので、“大腸内視鏡”の検査を受けることになりました。



実は主人若い頃、盲腸の手術後が癒着してしまい“腸閉塞”を患いまして、2度ほど入院したことがあるのです。子供がまだ小学生低学年だったので、私もかなり大変でした・・・。



そして何でも癒着がまだあった場合は、内視鏡検査が難しいらしいですね。中まで全部入りきれない場合は、バリウム検査に切り替えるそうですよ・・・そう医師から言われたそうです。ですから結果より、寧ろ検査の方が心配になってました・・・。



そして今日、その“大腸内視鏡検査”を受けて来た次第です。何と!検査時間が1時間半も掛かったそうですよ。結構痛かったそうですよ・・・もう二度と受けたくないと言ってました。



主治医が仰るには、主人の大腸は結構長かったらしいですよ。去年の胃の内視鏡の時は“胃下垂”ですね。と言われてましたから、主人の体型が痩せ型のせいなんでしょうかね・・・。



でも結果は嬉しいことに『異常なし』でした!内臓は綺麗でした。写真もいただいて見ましたけど、確かにスベッとしてて綺麗なものでしたよ。医師が言うにはあの“血液反応”は、たとえば歯茎からの出血や一か所赤みを帯びてたので、そこから軽い出血でもあったとしか考えられませんね・・・とのことでした。特に異常は見当たらないと言われました。



そして、腸の癒着も無かったそうです!主人、病み切ったのでしょうか。これは安心出来ましたよ。心配しましたが本当に良かったです♪



マーニ様を始め、皆様にもご心配お掛けしました。本当にありがとうございました



[ 2017/09/12 22:40 ] 家族の健康問題 | TB(-) | CM(8)